私はボクシングを始めるまで努力することを否定されながら過ごしていました。
しかし努力することの真の素晴らしさを教えてくるたのはボクシングです。
私はボクシングで努力は成功に必要不可欠な物、そして勇気は自分を変えるキッカケとなると私が証明いたします！

■ボクシングを始めたきっかけ・動機
私は幼少の頃いじめを受けていました。
その理由は、背が小さく色白だったことから、女の子に間違えられることもあり、またそんな容姿に加えひ弱な性格だったからです。
ものを隠される、なくなる、根拠のない変な噂を立てられる事は日常茶飯事で、「明日が来なければよいのに」朝が来れば「なんで朝が来てしまったんだろう」と思う毎日を過ごしていました。
転機は中学3年生の2月、卒業間際、当時担任の体育教師に進められたことがきっかけでボクシングの道を歩み始めました。
「背が低いお前でも活躍できる、“階級のあるスポーツ”にチャレンジしてみてはどうか」
世界チャンピオンの内藤大助選手が過去にいじめを受けていたエピソードは有名ですが、そのような代表的な方がいたことから先生も僕にボクシングを勧めてくれたのだと思います。
それから今のボクシングジムに見学に行き、雰囲気の良さと「変わりたい！」という強い意志を持てた事から入門しました。
これが僕がボクシングを始めたきっかけであり、今でも僕を突き動かす原動力となっています。

■ボクシングの魅力
普通の生活では味わえない体験ができることです。
体の大小は関係なく、きつい練習で感じた悔しさや壁を乗り越えようと努力することで、必ず自分の中の何かが変わり、自信に変わります。
努力を積み重ね、自信を持って臨んだ試合で勝てた時の喜び、スポットライトを浴びて、腕を上げられる高揚感はまさに努力が報われる瞬間であり、普段の生活では味わえない瞬間だと思います。
また減量があるため、普段ご飯を食べられることの喜びや、自分を応援してくれる両親やファンの方々への感謝の気持ちを実感できるなど、見逃してしまいそうな小さな感情も大切に感じることができます。

■今後の目標
直近の目標としては「日本ランカー※」になること、また5年以内にチャンピオンになることです。
そして最終的には、自分が目標を叶えることで、今悩みを抱える全ての人の「一歩踏み出す“勇気”」になりたい、日本全体を明るくしたい、と思っています。
※ランキング10位以内の選手